海事代理士合格講座

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海事代理士Q&A

質問 儲かりますか?

聞きにくいことをお聞きしますが、海事代理士の収入について教えてください。
どのぐらい稼げるものなんでしょうか?

回答 個人の才覚に拠るでしょう。

皆さんからのお便りやメールで私のところに寄せられる質問の内容で、この「海事代理士は儲かりますか?」というのが圧倒的に多い質問です。

現在、海事代理士の受け取る報酬額については、各々の事例によって手続きの内容が異なるので、ひとことでは回答できません。かつては海事代理士の報酬額は届出制で、報酬額届出表に基づいて報酬を得ていましたが、現在は報酬額の届出制は廃止されています。

個々の売上高や年収に関する公の統計もありませんので、海事代理士の収入の多寡については一概にお答えすることはできないのです。海事代理士全体でいえば、定期的な需要が見込めるボート免許の更新手続き代行などの業務で、安定した収入を継続して得ている事務所もある一方で、廃業していく事務所もあるのが実情です。

細かい話になりますが、海事代理士専業で生活をしていくとした場合、例えば、海技免状の更新を主な業務とした場合で、年間2,000件の受注件数が最低ラインという個人的な試算もあります。

前述のように1件当りの報酬額は個々の事務所によって異なりますので具体的な年収を例示する事はできませんが、専業で生活をして事務所を維持していくのに必要な最低ラインと考えてみてください。仮に1件当たりの報酬額を2,500円として計算すると、1年に2,000件を扱って500万円の売り上げということです。

この年間2,000件というのは、海技免状は5年ごとの更新なので、顧客数でいうと1万人ということになります。この1万人を超える顧客を抱えている事務所はそう多くはないだろうということと、新規参入で1万人近い顧客を獲得するのは難しいだろうということは想像出来るかもしれません。

実際には、海事代理士の専業で経営されている事務所よりも、造船業や船舶の売買仲介業などの関連業種、司法書士や税理士など他の士業と兼業されている事務所も多いようです。尚、海事代理士法では一人の海事代理士が二つ以上の事務所を持つことを禁止していません。

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